5月の緑の日に広島空港横にある、三景園に行ってきました。

昔から話しに聞いていたけど行っていなかった場所。

簡単に言うと、よく考え、デザインされた庭。と言った印象。

細かい石積みの部分等で疑問点もあり、後で分かったけど、

作庭された伊藤邦衛さんは自分の部隊を持っていないため、

作業は別の施工業者が行う様です。あくまでデザインと施工管理みたいな感じだったのかな。

入ってすぐの景色は宮島のイメージ、ゆっくりと池を回り込んで行くとだんだん深山の雰囲気に。

深山の行き止まりには瀧が流れている。空港のホテルと隣接している為、大きなホテルや芝生の雰囲気も楽しめる

景観上このホテル部分が気になる方も居られる様だが、この感じは自分は好きだ。

彼の管理出来なくなって、木が無くなっても見れる風景を作りたいと言う言葉、染みます、

池の底は全面に石が敷かれている、池に水が無くなっても見れる様にしてあるんだろうと思います。

デザイナーの手から離れれば、後は何も出来ない為、出来るだけ細かにデザインされている事が伝わる。

彼がこだわる部分は部分的に監督されている風景もある様です。

彼の作品は池の飛び石が小さい子供でもお年寄りでも飛び越えやすい間隔です。

いきなり大好きな作庭家になってしまいました。

子供の公園もかなり施工されている様なので、これが又良い。

岡山の子供の森も、かなり気に入りました。

デザインとは何か、何を持ってデザインするか、全てにおいてすばらしい先輩に出会えた事に感謝です。

まだご健在の様ですので、いつか合えればと思います。

写真を紹介しておきます。子供の森は又アップします。