2020年春に野良猫さんがやってきました。この写真の猫さんです、妻からラインで家の玄関に猫がずっと居るけどどうしようか?、作業中に写真を見て、ずっと考えていました。
どうしよう、子供も長男が就職し家を出て、丁度、家の庭にヒヨドリが巣を作って一生懸命、雨の日も風の日も夫婦で協力して見張りや食べ物の調達、子供が飛び立つ際にいなくなると大きな声を立てて、子供を探す仕草は感動しました。親鳥が育てるのを目の当たりにして間もない事もあり、子供たちにも動物を飼うことを断ってきたので、そろそろどうしようか?と考えている頃でした。
よし、帰った際にまだ、ここにいれば、飼おうと思い、家に帰ってゆっくりと棚の下を覗き込みました、猫さんは、周りを探したけれど、どこにも居ませんでした。まだ子猫で天候も悪かったので半日ほど隠れていた様で親猫の元にでも帰って行った様でした。
猫さんがいなくなって落ち込んでいると、妻の友達から、知り合いが猫を譲りたいと電話があったり、まだ自分の中が決めかねていた時期で断らさせてもらったりと、なにやら、動物を飼う方向性が濃くなっていきました。
飼うとすれば、以前から保護施設からと決めていたので、妻と話をして、飼うなら犬がうちには合うんじゃないか?飼うのならどこの施設で、どうお話しして良いのか?と妻と相談しながら妻が色々な施設や保護犬のポータルサイトをチェックしてくれる様になりました。
最初 自分は保護団体でなく動物愛護センターしか考えていませんでした。
後から思うと、もし市の動物愛護センターに直接行っていたら、色々な意味で自分の場合は心折れてしまっていたかもしれません、以前には見学させてもらった事もあったのですが、色々理解すれば、するほど、自分はちゃんと、その子の事を考えて受け入れる心の状態を保つのは難しかったと思います。ドリームボックスは公開はされて、いないとは思いますが、1人しか連れて帰れない現状に気持ちが張り裂けて落ち込んでいたと思います。
慣れないポータルサイトは、どこの施設の保護犬かが自分達には理解が難しく、別の保護施設に電話をしてしまい、その名前のワンちゃんはいませんよと言われたり、今から思うと、バタバタな始まりでした。さまざまなポータルサイト存在し、小さなボランティア活動活動されている方達が多くの人に見てもらう為に色々なポータルサイトを利用されています。パッと見てると一つの施設の様に見えても、ポータルサイトで、たくさんのボランティアさんの施設の方が情報をアップされています。ポータルサイトでは、どこの保護団体の方なのかしっかり理解する必要があります。NPO法人で会費や補助金を受けている大きな団体から個人で募金のみで運営されている団体様まで様々です。それと、この段階で自分はワンちゃんを受け入れられる年齢制限があることはまだ知りませんでした。
続く